甘い言葉で勧誘してくる未公開株の詐欺事件は、2004年ごろから徐々に増えています。必ず値上がりする株であれば誰もが欲しいと考えますが、以下のようなケースには注意が必要です。
未公開株詐欺の場合、こういった甘い言葉が勧誘のキーワードです。他の悪徳商法にも言えることですが、確実に儲かる仕組みというのは、まずあり得ません。被害にあわないために、そこは覚えておきましょう。
「未公開株を購入しませんか?」と持ちかけられたら、まずは下記のことを確認して下さい。
金融庁HP:免許・許可・登録等を受けている業者一覧
http://www.fsa.go.jp/menkyo/menkyo.html
金融庁HP:証券仲介業者一覧(PDF)
http://www.fsa.go.jp/menkyo/menkyoj/chuukai.pdf
未公開株は有償証券であり、売買をするには登録が必要となります。
上記のサイトで公開されていない業者による売買は違法となりますので、契約前に確認するようにしましょう。なかには、「譲渡契約を結んでいる」「株を預かっているだけ」といった説明をする業者もありますが、仲介業者は取り引きの勧誘のみ許可されているので、それを超えての取り引きは違法となります。
しかし、正規の販売会社や仲介会社の名前を騙っていたり、発行会社と販売会社が示し合わせている場合もありますので、さらなる注意が必要です。
未公開株の販売を持ちかけられても、すぐには購入しないようにしましょう。