
未公開株の悪徳業者は、「株式の発行会社と懇意にしている」「業者自身が未公開株取引で成功している」など、都合の良い話をしてアナタを信用させ、株式市場に登録されていない未公開株を「上場予定がある」「大きく値上がりするのは確実」「発行会社との間の秘密の情報」「あなただけに特別に譲渡」などと偽り、しつこく購入を持ちかけてきます。
購入契約を交わして指定された口座に代金を振り込んでも株券は発行されず(※注1)、預かり証のみを渡す悪徳業者も中には存在します。
未公開株の販売ができるのは、「当該株式を発行する会社」もしくは「金融商品取引業の登録を受けている証券会社」に限られていますので、その業者が信用できる会社であるか、購入の前にもう一度確認した方が良いかも知れません。
※注1:平成21年以降は紙による株券発行は行われなくなり、過去に発行された株券も現在では無効となっています。